話題がかなり前後して、写真関係のカテゴリー新設の最初の話題はこれです。
紆余曲折(後日暇と気が向けば書きます)あって、結局普通の一眼レフに落ち着きました。
新モデルが登場するとかいう噂(SonyAlphaRumors)があったりしていろいろ悩んだ挙句にまずα77(無印)を入手しました。(オク)で、ひと月ほど使っていたのですがいかんせん高感度特性がよろしくない。ISO1600位からノイズが載り始めてって今回の話には関係ないですね。
そんなわけで、新しくα77Ⅱとα99で迷ったのですが、口コミ的にはα99の方が高感度特性がまだ良いようなので入手しました。(オク)送られてきた物自体は写真で確認できた通りでしたし、不満点といえば前後ダイアルが予想以上に硬くて(渋くて)悩む程度でした。ですが。。。既に張られていた液晶保護フィルムを剥がしたところ。。。
。。。ぎゃーっす。何か剥がれたw
当初はフィルムの糊が残ったのかと思いましたが、どうやら液晶のARコーティングが剥がれた模様。グーグル様で「液晶 コーティング 剥がれ」と検索するとほぼ全ての話題がソニー絡み。。。どんだけソニーのコーティング弱いんだよと。もしかしたら表面にコーティングしてるのソニーだけなのかもしれないですが、どんだけ弱いんだよと。
しかし剥がれてしまったものはどうしようもない。覆水盆に返らずです。剥がれたみんなはどうしてるの?って見てみたら、みーんな修理。しかも「保証内で無償修理になりましたー」とか何の役にも立たない情報ばかり。
そんな中、希少な有益情報を総合すると「グラスターポリッシュ」なる研磨剤が良いよーという感じでしたが、このためだけに買うのはなーって感じですし、かと言ってこれ以上格闘するのは疲れた。(上掲の写真はすでに剥がすのにチャレンジした後です。エタノール+綿棒ごときではどうにもなりません。余計に汚くなるだけ。本来は残ったコーティングの右下のようにエッジがはっきりとした剥がれ方をするのですが、こすったことで中途半端に剥がれ余計に汚くなりました。電源入れると目立つ!)
で、色々試案して、シルバー磨き(布タイプ)とか試しましたが成果はあがらず。そして、包丁砥石(我が家には#3000と#10000の砥石がある)の泥はどうかと思ったけど、あれには鉄が含まれていることに気づいて寸でで取りやめ。
もう買うかーって傾きかけたころに思い出しました。研磨剤もってた。自動車塗装用の液体ポリッシャーw
古いものですがほぼ包丁砥石と同じ番手。
しかもこちらは元々塗料用のポリッシャーなので、個人的には同類と思っているコーティングでもイケるのではないかと!
で、#9800で目立たないところでとりあえず試すと、、、微妙に小傷がつくな。目立たないけど確実についてるな。。。
ま、いっかw
試しに、コーティング残りの右下隅を研磨してみたところです。
浮島のように残っていたコーティング(綿棒でこすったことでこんな感じに残ってしまった)が綺麗に剥がれています。傷もまぁ、あるけど気になりません。ガンガン行くことに決定。
が、がっつり残っているコーティングを剥がすのは時間がかかりそうなので#3000でコーティングを剥がして、#9800で仕上げ研磨をするという王道で行くことにしました。
まず、コーティングを剥いだところ。
綺麗にコーティングがなくなっています。が、結構盛大に傷がついています。この写真では気になりませんが、、
別角度から撮影すると液晶中央部左が曇っているのが見て取れます。同右側は光の関係で目立たなくなっていますが、研磨したところはすべて傷がついて曇っています。また、撮影はすべてスマフォでやっていますが、スマフォ如きでも曇りが見て取れるぐらいに傷がついています。これを#9800で仕上げ研磨してやると、、、
見事に鏡面になります。この仕上げ研磨まで含め大体2時間半くらいで終わります。そして、携帯如きでは判別できないぐらいに鏡面になります。(肉眼では微妙に確認できます。厳密には#3000で研磨した傷が消し切れていないだけですが面倒です。疲れました。)
ただ、今回はちょい失敗。左側の写真で時計の映り込みの左上に曇りのようなものが写っていますが、これはコーティング下のハードフィルム(恐らくガラスの飛散防止フィルム)のコーティングを貫通して基材に到達してしまいました。。。
#3000でやった時に、当該箇所のコーティングが落ちなくてガシガシとやったのですが、その時、フィルムのコーティングが限界の厚みになったのでしょう。#9800でシコシコやっただけで貫通しやがりました。
最初は、コーティングの残りか?と思い、ちょいと追加研磨したらどうも広がっているっぽいwでもまぁ、そんなに目立たないし、上から保護フィルム張る予定だし大丈夫だろうと。そんな感じで、塗装用のポリッシャーも行けますよという話でした。