ちょっと私的に3Dプリンタを使ってCADモノを制作する必要が出たのでフリーのCADソフトとして
「AUTODESK 123D Design (1.5.23)」を使っていたのですがオブジェクトの切断に手こずった
のでその操作の覚書おば。
てこずった原因としては、切断線(面)の指定、というか作り方というかがうまく出来ていないのが
原因でした。
まずは、適当にオブジェクトを作ります。
ここでは、適当に立方体を作っています。(20㎜四方だったかな?)
切断線(面)を作成するツールはこの辺りのツールを使って作ることが出来ます。
(他にもあるかも?)
プリミティブ形状では2D形状だけが対象になるんじゃないかと想像しています。
(立体形状は試していない。)
ここではPolylineツールを使って試してみます。ツールを選択すると
こんな感じの(ってマウスポインタが消えてしまっていますが。。。)画面に
なるので、適当に地面を選択すると
こうなるので(やっぱりマウスポインタが(ry。)適当に線を引きます。
作成した線を切りたい場所まで移動させます。
そして、切断ツールを選択し、
Bodyに切りたい対象物を、Entityに切断線を選択します。すると、切断面が赤で表示される
のですが、、、この画面を横から見ると、、、
となっており、切断面が立方体の正面と平行になっています。(面と垂直に切りたい。)
この状態で切断を実行しても当然エラーで切断されません。
(切断面にオブジェクトが含まれてないよー的なエラーだっと思います。)
この原因は、作成した切断線の作用面が床(?)なためです。
今度は、(恐らく)ちゃんとした方法でやってみましょう。
切断線を引く際に、オブジェクトの面にマウスポインタを乗せると下左図のように面に沿った
グリッド面が新たに現れます。この状態でクリックするとこのグリッド上に線を引けるようになります。
(下右図。)
引いた線は見た目は床面に引いて移動させた線と全く同じですが、
その意味合い(作用面?)は全く異なります。恐らく、切断ツールは作用面に対して垂直にしか
切断することが出来ないと考えられますので、この二つの線が切断する面は全く違うのです。
実際、後者で引いた線を用いて切断を行うと
このようにオブジェクトに対して垂直に切断面が入っており、切断を実行すると、下左図の
ようになるので、不要な線(切断線)を除去し、上側のオブジェクトを動かすと無事に切断
されていることが判ります(下右図)。
この方法ならば複雑な線でも同様に切断することが出来ます。